茨城県石岡市で毎年9月に開催される「石岡のおまつり」は、正式には「常陸國總社宮例大祭(ひたちのくにそうしゃぐうれいたいさい)」と呼ばれ、100万人以上が訪れる東日本屈指の伝統祭りです。
この記事では、歴史あるこのお祭りの由来から、2025年の開催情報、山車や神輿、獅子など迫力満点の見どころまで、家族連れでも楽しめるポイントを中心に、わかりやすくご紹介します!
石岡のおまつりの歴史と由来
石岡のおまつりの起源は、平安時代ともいわれるほど古く、常陸國の総鎮守として信仰されてきた「常陸國總社宮」の例大祭にあたります。
かつては旧国府のあった場所に位置する石岡は、地域の中心として栄えてきました。その中心にあった總社宮を守り、神々への感謝と五穀豊穣を祈るために始まったのがこのお祭りです。
現代においても、「総社宮のおまつり」として市民に親しまれ、江戸時代の町割りが残る街並みに、山車や神輿、幌獅子が練り歩く姿は圧巻です。
2025年の開催日程と会場情報
- 開催日: 2025年9月13日(土)〜15日(月・祝)※敬老の日を含む3日間(予定)
- 開催場所: 石岡駅周辺および常陸國總社宮周辺一帯
石岡市中心部が歩行者天国となり、各町内の山車、神輿、幌獅子が次々と練り歩きます。
見どころ満載のイベント内容
豪華な山車(だし)の巡行
石岡のおまつりを象徴するのが、精緻な彫刻が施された20台以上の山車の巡行。お囃子(おはやし)に合わせて動く山車の迫力は、子どもも大人も釘付け!
勇壮な神輿と若衆の熱気
總社宮から出発する本神輿は、担ぎ手たちの熱気と共に町中を練り歩きます。掛け声とともに担がれるその姿は、まさに「祭りの魂」。
石岡名物「幌獅子(ほろじし)」の登場
他の地域ではあまり見かけない「幌獅子」は、獅子頭に大きな布(幌)をかぶせた独特のスタイル。これが練り歩く姿はユーモラスで、特に子どもたちに人気です。
夜の幻想的な山車曳き回し
日が暮れると提灯に灯がともり、幻想的な雰囲気の中での山車曳き回しが始まります。光と音と熱気が融合したこの時間帯は、ぜひ一度体感してほしい名場面!
アクセス・交通情報
- 電車: JR常磐線「石岡駅」下車すぐ
- 車: 常磐自動車道「石岡小美玉スマートIC」から約15分
- 駐車場: 臨時駐車場が数か所設けられ、シャトルバスも運行予定(2025年度情報は後日公開)
ファミリー向け便利情報
子ども連れにおすすめの時間帯
- 午前中〜午後早めの時間は比較的空いていて、小さなお子さま連れでも安心
- 昼食には駅前や商店街にある屋台ゾーンがおすすめ!
トイレ・授乳室
- 駅構内や商業施設に授乳スペースあり
- 仮設トイレも各所に設置され、案内マップが配布されます
ベビーカーOK?
- 通行ルートの一部は混雑しますが、裏道や休憩所を活用すれば快適に移動可能
石岡グルメ&お土産も満喫!
- 常陸牛串焼きや地元野菜の天ぷらなど、地産地消グルメが多数!
- 石岡駅前ではご当地スイーツや特産品の販売コーナーも充実
- 地酒や名産の梅干しもお土産にぴったり
周辺観光スポットで旅の満足度アップ!
- 茨城県フラワーパーク: 秋の花々が楽しめる、家族連れに人気のスポット
- 恋瀬川サイクリングロード: お祭りの翌日にのんびり自然を満喫するのもおすすめ
- 石岡市つくばねオートキャンプ場: 宿泊しながら祭りと自然両方楽しむプランも◎
まとめ:石岡の情熱と伝統にふれる、秋の大祭を体感しよう!
石岡のおまつりは、ただの“祭り”ではなく、1000年以上続く信仰と地域文化の象徴。家族みんなで熱気と感動を共有できるこの行事は、秋の国内旅行プランにもぴったりです。
2025年の秋は、ぜひ茨城・石岡へ。歴史と情熱が交差するこの場所で、心に残るひとときを過ごしてみませんか?
石岡のおまつり(常陸國總社宮例大祭)の最新情報や開催スケジュール、アクセス、イベント内容などを知りたい方は、以下の公式ホームページをご覧ください。
また、石岡市観光協会の公式サイトでも、例大祭の詳細や観光情報が掲載されています。
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